旬どき うまいもの自慢会 みやぎ
こんにちは。企画課の笠原です。
先日「旬どき うまいもの自慢会 みやぎ ~春の集い~」を開催致しました。
■日 時 平成26年3月1日(土)午後12時~
■会 場 「ございんや 旬 牡蠣庵」(宮城県松島町)
http://www.matsukama.jp/shop/kakian.html
■参加費 6,000円
■参加者数 30名様
会場となった「ございんや 旬 牡蠣庵」さんは、牡蠣のシーズン(12月~翌年2月)
の期間限定営業となっており、今回は営業終了翌日に、特別に開店して頂きました。
今回の食材のテーマは「牡蠣」。
塩竈の新ブランド牡蠣「あたまっこカキ」をメインとした、宮城県内の牡蠣をお楽しみ
頂きました。
会は、弊社社長・佐浦の挨拶と乾杯でスタート!
乾杯酒は、季節商品 「しぼりたて純米生酒 浦霞」
厳寒期に造られた「しぼりたて」特有のフレッシュ感と純米酒ならではのコク、
ほど良い酸味と旨味が心地良い味わいの新酒です。
そんな新酒と合わせてお召し上がり頂いたお料理1品目は「前菜」
前菜
お魚のすり身に小麦粉と卵たっぷりで焼き上げた新感覚の蒲鉾「どらぼこ」
に自家製牡蠣クリームチーズをトッピングした一品。
口の中で広がる「しぼりたて」のフレッシュな味わいと「どらぼこ」にのった
クリームチーズの酸味と旨みがマッチングしていました。
牡蠣のオイルづけは、牡蠣のコク・旨みが凝縮した味わいで美味しかったです。
ここで、「ございんや 旬 牡蠣庵」の朱さんからご挨拶を頂きました。
お店のご紹介とともに、前菜で頂いた「どらぼこ」が、水産庁の第1回「ファストフィッシュ」
に選定されたとの嬉しいご報告も頂きました。
ファストフィッシュとは、水産庁が選定する食品で、手軽・気軽においしく、水産物
を食べること及びそれを可能にする商品や食べ方に対して選定されるものだそうです。
参加された皆さんからも「おしゃれ!」「美味しい!」と大好評で、帰りに多くの方が
お土産としてお買い求めになっていました。
続いて、2品目は「牡蠣アラカルト」
牡蠣アラカルト
マリネ風、大根あられ、もみじおろしの3種類で頂きました。
マリネの酸味・大根や玉ねぎの苦味・もみじおろしの辛味と、牡蠣の甘味、
肝の苦味があっており、「しぼりたて」のコクとフレッシュさと合わせると
余韻をまろやかに楽しめることができました。
3品目は、「殻付き牡蠣の海水焼き」
殻付き牡蠣の海水焼き
浦戸産牡蠣「あたまっこカキ」と東松島産の牡蠣の食べ比べをして頂きました。
牡蠣が出てきたところで、本日のゲスト、宮城県漁業協同組合塩釜市浦戸支所の
後藤アドバイザーに登場して頂きました。
東日本大震災からの復興、そして、現在、塩竈の新ブランド牡蠣を目指して
取り組んでいる「あたまっこカキ」のご紹介をいただきました。
「あたまっこカキ」は、遠浅で潮の満ち引きの差が激しい松島湾の環境で育まれた、
小粒で旨味の凝縮した牡蠣のことだそう。
これまでは規格外として扱われてきましたが、研究の結果、これらの牡蠣は天然
の岩などについている牡蠣に似通っており、小さくとも旨味が大変強いものである
ことがわかったそうです。
そこで、現在、研究機関と協力しながら、調査を進め、今後さらに「あたまっこカキ」
の味わいの特徴の把握、PRに努めていくとのことです。
塩竈から新たなブランド牡蠣が登場するのは、大変楽しみですね。
(左)東松島産の牡蠣、(右)あたまっこ牡蠣
牡蠣と合わせてご提供した2種類目のお酒は、「山田錦純米大吟醸 浦霞」。
ほどよく熟したメロンやリンゴの蜜のような吟香と、米の旨味とほどよい酸味が
調和した味わいの純米大吟醸酒です。
「山田錦純米大吟醸 浦霞」の香りの高さと、牡蠣のコクがマッチしていました。
料理は4品目「牡蠣フライ」に移ります。
牡蠣フライ
トマトのカクテルソース、自家製タルタルソースの2つのソースで頂きました。
牡蠣フライは、外はサクサク、中は甘味がぎゅっと詰まっていました。
牡蠣フライと合わせてお楽しみ頂いたのは「花は咲く 蔵の華純米吟醸 浦霞」。
宮城県産酒造好適米「蔵の華」を使用した純米吟醸酒です。
程よい香りと柔らかい甘味を感じさせるバランスの良い味わいです。
お酒の繊細な味わいが、牡蠣フライの味を壊さず、包み込んでくれました。
5品目は「牡蠣ぷりん」
牡蠣ぷりん
牡蠣と生クリームと白ワインでじっくり蒸して、コンソメあんをかけた洋風蒸し物。
余韻にしっかりと牡蠣の甘味を感じることができ、余韻も楽しめる一品でした。
6品目は「牡蠣のソテーと里芋のガレット」
牡蠣のソテーと里芋のガレット
バルサミコ酢を牡蠣のソテーに絡め、里芋のガレットの上にのせた一品。
バルサミコ酢のすっきりとした酸味、牡蠣の旨味、里芋の甘味、と多様な味わい
を楽しめるお料理でした。
お酒は、「蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞」をお燗酒で提供。
蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞
宮城県産酒造好適米「蔵の華」使用。
芳醇な香りとすっきりとした味わい。浦霞で最も辛口のお酒です。
お食事最後は「牡蠣のしゃぶしゃぶ」
牡蠣のしゃぶしゃぶ
牡蠣のしゃぶしゃぶを自家製ポン酢と伊達の荒塩で頂きました。
ポン酢はすっきりとした旨味を楽しめ、荒塩で頂くと牡蠣が引き締まり、味が
より際立ったように感じました。
そして、締めには「あかもくうどん」を投入。
モチモチさっぱりしていて、美味しかったです。
最後にデザートのご提供
「浦霞 本格焼酎につけた梅酒」を使用したシャーベット。
「浦霞 本格焼酎につけた梅酒」のお酒も同時にお出し致しました。
東日本大震災時の清酒醪(もろみ)から造った本格焼酎に蔵王産青梅をつけた梅酒。
さわやかな酸味とシャープな切れ味が特長です。
デザートの提供をもって、「春の集い」は終了。
ご参加いただいた皆さま、後藤さん、牡蠣庵の皆さま、ありがとうございました。
本日の提供酒
写真左から
・しぼりたて純米生酒 浦霞
・山田錦純米大吟醸 浦霞
・花は咲く 蔵の華 純米吟醸浦霞
・蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞
・浦霞 本格焼酎につけた梅酒(数量限定)
アンケートより一部抜粋
・初めて参加致しましたが、お酒とお料理共満点。
・震災からかなり努力されてきて、今日は、その牡蠣を味わうことができ、本当に
思いが伝わります。「あたまっこカキ」は、こぶりがながらも旨味をたっぷり口の中
で感じ取ることができ、おいしかったです。
・「あたまっこカキ」は初めての体験でしたが、味が凝縮されていておいしかったです。
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浦霞ホームページ https://www.urakasumi.com/
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