陸奥国一之宮として1,200年の歴史を誇る鹽竈神社は、古くから大漁祈願、海上安全、安産の神として進行を集め、全国各地から参拝者が訪れている。本殿や拝殿などは国の重要文化財に指定され、春には国指定の天然記念物「鹽竈桜」が壮厳な神社境内を鮮やかに彩る。
志波彦神社 鹽竈神社
Tel. 022-367-1611 http://www.shiogamajinja.jp/
4月下旬は国指定の天然記念物「鹽竈桜」が見頃。鹽竈神社の御社紋は鹽竈桜の花をかたどっている。
鹽竈神社の末社であり、古くは御祭神が製塩に用いたと伝えられる四口の神竈が祀られている。世に異変があるときに水の色が変じるといわれており「日本三奇」の一つでもある。
宮城県の無形文化財に指定される古代の製塩を伝える神事。毎年7月4〜6日に御釜神社にて行われる。6日には、海水を煮詰めて作った藻塩を神前にお供えする。
毎年7月海の日、日本三大船祭りの1つとして知られる本市最大のイベント。志波彦神社・鹽竈神社の御神輿を奉安した御座船(ござせん)が約100隻ものお供の船とともに松島湾を巡幸する。
7月海の日前日、塩釜港が花火で彩られる。
毎年3月10日(帆立祭)、毎年4月第4日曜日(花まつり)、約1トンの神輿が市内を巡幸後、神社表坂202段の急勾配を還御する光景は感動もの。
大正13年に亀井商店(現カメイ㈱)の初代社長が建てた歴史的建造物。伝統的な和館に洋館を取り入れた「和洋併置式住宅」という建築様式で現存するものは極めて少ない。
Tel. 022-364-0686
洋画家・杉村惇画伯の静物画を中心とする常設展のほか、企画展やワークショップなど多彩なプログラムを行っている。コーヒーでほっと一息つける談話室もあり、木造の大講堂を有する市有形文化財指定の建物も見どころ。
Tel. 022-362-2555 https://sugimurajun.shiomo.jp/
早朝から寿司屋などが仕入れに訪れ、活気に満ちた市場場内には約100の店舗が並び、新鮮なまぐろや三陸の海の幸が卸価格で購入できる。
塩釜水産物仲卸市場場内で購入した新鮮な魚介類をあたたかいご飯に乗せてその場で自分だけのオリジナル「マイ海鮮丼」をつくるのも人気。
塩釜水産物仲卸市場
Tel. 022-362-5518 https://www.nakaoroshi.or.jp/
塩釜水産振興センター
Tel. 022-367-1622 http://shiogamampc.co.jp/
塩竈市魚市場は、高度衛生管理に対応した施設であり、安心。安全な美味しい魚を全国へ届けている。また、水揚げ市場としてだけではなく、塩釜の水産業について参加体験をしながら楽しく学べるミュージアムや展望デッキに加え、お食事やお買い物など一般の方も楽しめる施設になっている。
塩竈市魚市場(魚市場仮事務所) Tel. 022-364-6151
日本屈指の水揚げ漁港「塩釜港」を有する港町。近海マグロをはじめとする新鮮な魚介類など海の幸に舌づつみ。
米どころ宮城のササニシキと三陸沖の新鮮な魚介類をふんだんに使い、それぞれの特徴を出しながら店独自の味と技で美味しさを競いあっている。
松尾芭蕉も絶賛した日本三景松島の美しい景色を堪能するには、遊覧船に乗るのが一番!松島へ入る交通手段としてもおすすめ。遊覧船の旅客ターミナルであるマリンゲート塩釜にはお土産売り場や飲食店があり、様々な物産品を購入できる。浦戸諸島へもここから。
みなとオアシス・マリンゲート塩釜 Tel. 022-361-1500
遊覧船 丸文松島汽船 Tel. 022-365-3611
URL http://www.shiogama.co.jp/marinegate/
浦戸諸島は、塩釜市の松島湾の湾口部にあり、桂島(かつらしま)、野々島(ののしま)、石浜(いしはま)、寒風沢島(さぶさわじま)、朴島(ほおじま)の4島5地区からなる離島。 本土から桂島までは、塩竈市営汽船で約25分。島内間の渡船は無料でご利用いただける。
https://urato-island.jp/
2011年3月11日(金曜日)に発生し、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした「東日本大震災」発生後の1週間に焦点をあてた記録を展示。津波発生時には一時避難場所として活用する。また防災に関わる目的で利用できる研究室も併設している。
Tel. 022-794-7232
https://www.city.shiogama.miyagi.jp/soshiki/9/2479.html